イクール

イクールとは

イクールは、1986年11月に写研から発売された丸文字かな書体。写研の「第1回マル字五十音コンテスト」で1位となった、荻原郁子*1の作品を文字盤化したもの。

ネット上では「イクールは生稲晃子の手書き文字を元に作られた」とする記述がしばしば見られる*2が、これは誤解。ルリール(永田ルリ子*3の手書き文字から制作された)からの誤った類推によるものだろう。

書体

中央から周囲へと線を押しのけるようにして、ふところが極端に広くとられている。字面も仮想ボディいっぱいまで広がっている。まるまるとしていて、文字通り丸文字。全体的に重心は高め。かな書体であるため、主にナール漢字と混植されていた。

イクール見本

関連項目

外部リンク

読み: いくーる

Tag: 丸文字 写植書体 写研 和文書体

*1
『字の見本帳』1)p. 146では「荻原」となっているが、亮月製作所・写研書体年表wikipedia:丸文字 では「萩原」とする。詳細未確認。
*2
例えば wikipedia:生稲晃子#エピソード など。
*3
生稲晃子とともに、おニャン子クラブのメンバー。
1)
写研『字の見本帳』ごま書房, 1993